春ですね。
先日、スタジオを借りている街の桜祭りがあって、毎年恒例のフリーマーケットを友人とやった。
レッドプロフィールのサンプル(フリマということで、普段のサンプルセールには色々な理由で出せない物も。)はもちろん、
私物の洋服や実家に眠っているなぜだか今まで捨てられずに残ってしまっている不思議な物など、
それはもう大量の物を持ってきてとにかく売る。
3~4年同じ場所でやっているので常連さんもできて、
毎年買い物をしてくれるお客さんの顔もだいぶ覚えた。
洋服に関しては、毎年やっているのであまりいいものは残っていないけれど、
昔着ていたズッカとかギャルソンとかがたまに混じっていたりする。
ほとんど使っていないメモ帳とか、今毎日みるところには置いていないけれどとても気に入っている置物(?)とか
捨てるほどではないけれど今は使わない、とその時思って処分できていないものが実家の机の中に潜んでいて、
それが今後どうなるのか自分でもわからなくて怖い。と友人に昔話したことがあって、
そしたらその子もそうだと言っていた。
私はそんなに片付けが苦手なタイプではなくて、むしろ整頓は得意な方なんだけど、
それとこれとはちょっと別の話で
愛着の問題はまあいいとして、資源として全然使ってないから勿体無いと思ってしまって捨てられないものがとても困る。
(もちろん捨てれば済む話なんだけど)
今回のフリマでそういうものを持って行ってみたら、たくさん人の手に渡ったものがあって、とても面白かった。
用途のわからないラオス旅行で買ったスリッパの形の手芸品(私は針山に使っている)
毎年サンプルを買いにきてくれる親子がいて、お子さんの方がすごく欲しそうに迷っていたのでおまけにあげた。
高校の時にサブカルショップみたいなところで迷って迷って買ったRat Finkの結構大きいぬいぐるみ。
大学生?のカルチャーに目覚めましたみたいな若い男の子が買ってくれた。500円。
ネズミの剥製っぽい置物(?)多分猫用のおもちゃ
小学生の女の子が頬ずりするくらい気に入ってくれて買ってくれた。100円。
プレイヤーが部屋にきて、最初に買ったRCサクセションのレコード
これから試聴室にDJをしに行くというお兄さんが、今日掛けようと言って買ってくれた。300円。
超カッコいいんだけど、カビだらけになってしまったライダースは、犬の散歩をしていたいけてるオヤジが着て帰ってくれた。
カビだらけだったから100円。
しかし今回もやっぱり残ってしまったものはもちろんあって、
それはおうちに引き返して、また奥にしまって、来年の出番を待つだけ。
ここで年1回のフリマをやれるうちはやっぱり捨てられないのでした。
写真は桜まつりの一週間前の写真で、
お祭りのころはすっかり葉っぱになっていたけどね